「もしかしてうつの症状では？」と思ったら
前回の投稿で、うつの症状では？ と思われる簡単なチェックシートを載せました。
これらを見て当てはまる症状が複数見つかった場合、一度病院に相談することをオススメします。
何度でもいいますが、「うつ病は自分では変化に気づいていないことが多い」からです。
自分では大丈夫、なんともないと思っていても、周りから見れば様子がおかしいということが普通にあります。
周りの声に、謙虚に耳を傾けてね。
うつ病はどこの診療科で診てもらうべき？
ところで、うつ病の相談と言っても、病院にはいろんな科があります。
どこで診察を受ければいいのでしょうか？
うつ病は精神的な病気なので、最適なのは精神科になります。
しかし最近は心療内科やメンタルクリニックなども増えており、逆にどこに行けばいいのか迷ってしまうことも多いかと思います。
これらの違いを簡単に説明します。
精神科
心や精神といった、内面的な症状の治療がメインになります。
うつの症状のほかにも、希死念慮がある、幻覚・幻聴が現れる、物忘れが増えた、ぼーっとして集中できない等の状態が出てきた際には、こちらを受診するのが良いと思います。
現在私が通院しているのも精神科です。
精神科は入院のための病床が多いので、集中的に治療をしたいとか、遠距離からの通院が難しいという人も大丈夫だぜ。
心療内科
内科ですので、心に加えて身体的なダメージが出ているときに受診する科です。
不眠症、過呼吸等の呼吸困難、吐き気、頭痛や胃痛、不安による手足の震えなど、体のケアが必要なときには、まずはこちらを受診しましょう。
メンタルクリニック
基本的には精神科と同じですが、病床数が少なく、入院よりも通院による治療がメインになります。
「精神科」と言うと、昔の暗く怖いイメージを持っている方もいるかもしれません。そういったイメージを払拭し、柔らかい呼び方に変えた感じです。
一番いいのは、複数の診療科がまとまっている総合病院です。受付で相談すれば、最適な科を教えてもらえます。
なお、診察を受ける際は必ず事前に電話で予約を取るようにしましょう。
その時に症状を伝え、そこで診察をしてもらえるかどうかを確認することが重要です。
病院によっては、診察の予約が一杯で診てもらえない場合もあるからな。
私も最初に電話した病院は、予約が半年先まで一杯で受付できないと言われてしまいました……。
自分ではあまり気にしていないつもりでも、いざ相談してみると言葉がワッと洪水のように流れ出てくる場合もあります。
医師は守秘義務がありますので、安心して思うことをすべて吐き出してしまうのがオススメです。
電話で相談できる医療サービスもアリ
最近では、電話で医師に相談できるサービスも増えてきました。
私もよくお世話になっているのが、JCBカードのサービス、「ドクターダイレクト24」です。
これはゴールドカード以上のメンバー限定サービスですが、フリーダイヤルで医師や看護師の方が医療の無料相談にのってくれます。
ただし診察や診療はできないので、あくまでも対処法やアドバイスのレベルになります。
しかし、専門家の意見ですので、インターネットで調べた情報よりも信頼度が高く、安心感があります。
一番ありがたいのが、近辺の病院の紹介です。
「市内にある女性の医師が診てくれる皮膚科」というような情報は、病院のサイトを見ても載っていないこともあるため、非常に役に立ちます。
特に女性の場合は、医師が男性だと相談しにくい事もあるので、ますます利用価値が高いのではないでしょうか。
JCB以外でも、保険会社の提携サービスとして用意されている場合もあるので、一度確認をしてみてはいかがでしょうか？
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