【次世代に期待？】第11世代CPU「Rocket Lake」の評価は？

発売直前、第11世代CPU！

あと数時間で販売開始となる、インテルの第11世代CPUについての動画を投稿しました。
今回のCPU、コードネーム「Rocket Lake」ですが、販売前からスルーの意向を表明する人が少なからず見受けられました。

インテルは既存の第10世代CPUやAMDのRyzen 9との比較グラフなどを用意して、かなりの力を入れてプロモーションを行っていましたが、世間の反応は芳しくありませんでした。

なぜ第11世代CPUは盛り上がらないのか？
動画で解説してみました。

動画の中でも解説しましたが、やはり価格的にさほど魅力がない点と、次の第12世代がすぐ後に控えている点が大きいでしょう。
とくに第12世代は、チップセットが新しい物になるため、既存のマザーボードのソケットでは対応していません。

結果、CPUを新しくするためにはマザーボードの買い換えが必要になります。最上級の構成を目指すには10万円以上のコストがかかるわけですから、将来を見据えて今回はスルーという人が多いのもうなずけます。

また個人的にとても気にしているのが、熱問題。
今回のCPUは実消費電力がさらに増えて、熱いと言われていたi9-10900よりもさらに温度が上がると言われています。
動画内でも紹介しましたが、「CPUの熱で肉を焼く」というのが、冗談ではなく本当にできてしまうレベルなのが恐ろしいです。

AMDとのシェア争いの兼ね合いもあり、インテルがこの時期に無理に出したCPUという印象は拭えません。
本来なら10nmプロセスの技術を進め、完全に新しいモデルに仕上げたかったのではにかと思いますが……。

年末の次世代CPUが発売された時、この「Rocket Lake」がどのような評価になっているか、楽しみなような怖いような……。